Interview
インタビュー
#05Mental Health Worker

患者さんに寄り添い、心を整理するサポート

精神保健福祉士
2017年入職
Q : なぜ精神保健福祉士の道を選びましたか。
恩師の言葉が導いた未来
私は広島出身で、広島の4年生大学で精神保健福祉士の資格を取得し、現在、草津病院で勤続7年目を迎えています。新卒で草津病院に入職してから、主に認知症に関する相談を受け、患者さんや施設からの様々な支援を行っています。
この職種を選んだきっかけは、高校生の頃、面倒見の良さを評価してくれた先生から「あなたにぴったりの仕事がある」と精神保健福祉士という職業を紹介されました。そこで興味を持ち、大学でこの資格を取得する道を選びました。先生のアドバイスがなければ、今の自分はなかったかもしれません。恩師の存在にはとても感謝しています。
Q : 入職してみてどうでしたか。
今まで以上に患者さんとしっかり向き合いたい。
実際に病院で働いてみて、患者さんとじっくり時間をかけて関わることができる精神科の環境がとても自分に合っていると感じています。これは、実習時代に患者さんと一緒に過ごす時間を通じて強く感じたことでもあります。
精神保健福祉士としての私の役割は、患者さんの入退院支援や、受診に関する相談対応です。特に認知症の患者さんやそのご家族に寄り添いながら、問題を一緒に整理していくことを大切にしています。例えば、相談の中でご家族が不安や混乱を抱えている際には、私が一緒に話を整理し、解決の糸口を見つけることで「気持ちが落ち着きました」と感謝される瞬間があります。こうした言葉は、私にとってこの仕事の大きなやりがいです。
もちろん、大変なことも多く、毎日の業務の中でさまざまな課題に直面することもありますが、それでも患者さんやご家族の悩みが解決に向かい、「頭の中が整理できた」といった言葉をいただけた時には、この仕事を選んで本当に良かったと感じます。こうして、人々の心のケアに貢献できることが私の誇りであり、精神保健福祉士として成長し続けたいと感じています。
Q : こころホスピタル草津はどんなところですか。
充実した設備と成長を支える場所
こころホスピタル草津の魅力を挙げるなら、まずは「社員食堂」がイチ押しです!笑 職員みんなが利用できる食堂は、オシャレでとても開放的。美味しいご飯が毎日提供されていて、とても楽しみな場所です。
もう一つの魅力は研修の機会が豊富なことです。スキルアップを図るための研修に行きたいと希望すると、すぐに「行っておいで!」と言ってもらえる環境が整っています。これまでに多くの研修に参加させてもらい、自分の成長を強く感じています。

今は、小さい頃からの「面倒見の良さ」が仕事にしっかり活かされていると感じる毎日です。今後も、患者さんやそのご家族が安心できるサポートを提供しながら、自分自身もさらに成長していけるよう努めていきたいと思います。